2011年11月18日

凛の国(14)

ここまで、



「大東亜戦争」



という表現を使ってきましたが、



一般的にこの戦争は、



「太平洋戦争」



と言われてきました。



なぜ、わざわざ、



「大東亜戦争」



という表現を使ったかというと、



「大東亜戦争」とは、当時の政府が正式に命名した名称で、



ここに、この戦争の大きな意義が込められているのです。



当時、アジアで唯一の近代国家だった日本は、



数世紀にわたり続いている



白人のアジア支配を粉砕し、



アジアの人々を解放するという



大きな目的と使命があったのです。



この大きな目標は、



「大東亜共栄圏」構想という言葉で表現されました。



つまり、



「欧米列国による植民地支配に代わって、



共存共栄の新秩序をアジアに樹立する」



というスローガンです。



1943年、東京で、



大東亜会議、今で言うアジア版サミットが開かれ、



日本の東条英機首相、



満州国の張景恵首相、



中国の南京国民政府の汪兆銘首相、



フィリピンのホセ・パシアノ・ラウレル大統領、



ビルマ(現ミャンマー)のバー・モウ首相、



インドの独立を目指す「自由インド仮政府」のチャンドラ・ボース、



タイ王国首相代理ワンワイタヤコーン殿下が出席しました。



ここで出された「大東亜宣言」では、



・大東亜共栄圏を構成する各国は、共存共栄の秩序を築く



・お互いに自主独立を尊重し、助け合う



・伝統を尊重し、民族の創造性を一層養い、アジアの文化を高める



・緊密に連携し、経済発展を図り、繁栄を築く



・人種差別を撤廃し、資源を解放し世界の発展に尽くす



というような宣言がされたのです。



日本が提唱したこの



「大東亜共栄圏」



は軍部が戦争を続けるためにでっち上げた方便とする戦後の歴史家がいます。



確かに、アジア諸国に独立をいう飴玉をぶら下げて、



地元の人たちの協力を取り付け



戦争を有利に進めようという意図があったことは否定できません。



しかし、一方でアジアに進攻し、



西欧列国を追い払った日本軍が、



民族解放の独立運動を育てたことも事実です。



例えば、



当時、オランダ領だったインドネシアのジャワ島に1942年、日本軍が上陸しました。



日本軍は、オランダの酷い統治から救うために来たことを伝えるために、



インドネシアの国旗をいたるところに掲げ、



インドネシアの国歌ラジオで流しました。



350年もの間、オランダのなすがままに苦しめられていた現地の人は



喜んで日本軍に協力しました。



その結果、たった9日間でオランダ軍を追い出したのです。



350年の間に何度も抵抗し、そのたびに鎮圧され、



深い無力感を味わい続けてきた現地の人にとって、



同じ有色人種の日本人がわずか9日間でオランダを追い出したことは、



現地の人の大きな自信になりました。



そして、インドネシアを開放した日本軍は、



次に独立を促すため現地の若者達の教育と訓練を行いました。



「独立は自らの力で勝ち取るものであり、



与えられるものではない。



あなた達にその力が備わったとき、



自ずと独立は成る。



要はあなた達の努力次第だ。



私達も教育に全力を尽くす。



私達に負けるようでは独立はできないぞ。」



と熱く激励しました。



しかし現実は、350年もの間オランダ行った文盲政策という、



共通言語や読み書きを教えないといった政策のせいで、



独立して国を運営するための人間がほとんどいませんでした。



350年の間に教育を受けたインドネシア人はたったの数千人です。



このため、日本は小学校中学校をはじめ、



官吏学校、医科学校、農科大学、水産大学などの各種専門学校をつくり、



10万人の人々を育てました。



しかし、インドネシアの独立は叶いませんでした。



なぜなら、その前に日本が負けてしまったからです。



しかし、インドネシアに派遣されていた日本の軍人は、



日本政府からの帰国命令を無視して現地に残ります。



「インドネシアの人たちに独立を約束し励ましてきた。



その約束が果たせてないのに、自分達の国が負けたからといって、



おめおめ日本に帰れるものか。



ただ、日本軍人として解放運動を手伝うと国に迷惑がかかる。



国籍を捨てて、インドネシアに残り戦おう。」



といって、2000人近くの日本兵が現地に残り



インドネシアの独立戦争に加わり、400人以上が戦死しました。



今の日本人からしたらとても考えられないことですよね。



自分の国のために命を懸けることすら避けたいのに、



同じアジアの人が困っているからという理由で命を懸けるわけです。



ですから、当時の日本人を知っている東南アジアの人は、



日本人を尊敬したのです。



1957年に来日したインドネシアのブン・トモ情報宣伝相は、



「そもそも大東亜戦争は我々の戦争であり、



我々がやらねばならなかった。



そして、実は我々の力でやりたかった。



それなのに、日本だけに任せ、少ししかお手伝いができず、



まことに申し訳なかった。」



と日本政府の要人に感謝を込めて言いました。



日本が独立の手助けをしたのは、



インドネシアだけに限ったことではありません。



つづく











































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2011年11月17日

成功と幸せの関係性

みなさん、



成功と幸せってどっちが先にあるものだと思いますか?



一般的には、



「成功をして幸せになる!」



というように、



先に成功があって、



それに幸せが後から付いて来る、



という風に習ってきた人が多いのではないでしょうか?



でも、よく考えてください。



成功が本当に幸せをもたらすのであれば、



部活の大会で優勝したり、



志望校に合格したり、



志望する会社に入社したり、



好きな人と恋人同士になったり結婚したり、



自分の目標を達成した人、



つまり自分の思い描く成功を手に入れた人は、



みんな幸せになっているはずです。



もちろん、達成した一瞬は幸せな気分になったことでしょう。



でも、しばらくすると、



部活の大会で優勝したり、志望校に合格したものの、



目標が無くなり、やりがいを見出せなくなったり、



憧れの会社に入社したり、憧れの人と結ばれても、



実際の生活で嫌な部分が出てきて不満を抱いたり。



入りたくて入った大学なのに辞めてしまう人もいます。



入りたくて入った会社なのに辞めてしまう人もいます。



一緒になりたくて一緒になったのに別れてしまうカップルもいます。



たしかに、成功はしましたが、



本当に幸せになれたのでしょうか?



実は、認知心理学の研究では、



「幸せは成功に先行する」



ということが明確に証明されているそうです。



つまり、



「幸せ」は「成功」の結果ではないのです。



むしろ、



今自分が幸せであることを感じることによって、



モチベーションを高め、パフォーマンスを向上させるので、



成功する可能性が高まるのです。



「笑うかどには福来たる」



という言葉があるように、



福が来たから笑うのではなく、



笑っているから福が来るのです。



もちろん、



何かを手に入れたり、



何かを達成することは素晴らしいことです。



しかし、



今の自分の幸せに気付けないままでは、



何かを手に入れても、



何かを成し遂げても、



一瞬の幸せで終わってしまうのではないでしょうか?



物質的な所有や、



他人からの評価に依存した幸せより、



今の自分の幸せに気付き、



感謝の気持ちいっぱいに、



その幸せを噛締めながらの成功の方が、



本当の成功なのではないでしょうか?



「幸せ」が「成功」の結果でなければ、



仮に、目標を達成できなかったり、



自分の描いた成功が手に入らなくても、



それによって不幸になることもありませんし。



もちろん、



失敗や挫折は辛いですし、苦しいと思います。



だからといって、不幸になるかはその人次第です。



挫折や失敗を経験しても、



それを一緒に悲しんでくれる家族がいたり、



励ましてくれる友達がいたり、



また挑戦できるチャンスがあったり、



他にも楽しいことがあったり、



実はものすごく幸せな状態だったりします。



どうか、



今の自分は幸せだということを感じながら、



より大きな幸せにするための成功を手に入れてください。





























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2011年11月16日

感情のコントロール

みなさん、



『感情のコントロール』



を意識したことはありますか?



私達人間は思っている以上に、



感情の動物です。



理性的でいるつもりでも、



感情に支配されていることが多々あるでしょう。



人間が感情の動物であるということは事実なので、



良いとか悪いとかではなく、



感情をどうコントロールするかを考えた方が賢いですよね!?



とくに、受験生は入試が迫っていて、



不安や焦りを抱えている人もいると思います。



そこで、



ドイツの文豪ゲーテの言葉を紹介します。



「焦ることは何の役にも立たない。



後悔はなおさら役に立たない。



焦りは過ちを増やし、



後悔は新しい後悔を作る。』



この時期、勉強していると、



「もっと早くやっておけば良かったなぁ。」



「このままじゃ、絶対に間に合わない!」



「ヤバイ、ヤバイ。」



「全然予定通りに進まない!」



「全滅したらどうしよう。。」



などなど、



勉強の集中を妨げる感情が湧いてくるのではないでしょうか?



不確定な未来に対して、



勝手にマイナスな未来を描き、



焦ったり、戦意喪失したり、不安になったり、



変えられない過去を振り返って、



悔やんだり、自己嫌悪に陥ったり、



これらは全て感情に支配されている状態です。



これらの感情は成功の確率を下げる以外の仕事はしません。



可能性や、意欲や、時間を失ってしまいます。



人間ですから、こういう感情を持つことは仕方ありません。



大切なのは、その感情と向き合って、



感情をコントロールしていくことなのです。



多くの人は、



『感情⇒反応』



というように、感情に振り回されてしまいます。



感情をコントロールするということは、



『感情⇒自覚⇒選択⇒反応』



というように、



しっかり、自分が今どんな感情を持っているかを自覚し、



その感情に対してどういう反応をすれば、



得たい結果が得られるか選択してして反応することです。



例えば、



悪い例だと



「このペースじゃ日本史の受験範囲が終わらない!」(上手くいっていない事実)







「やばい!もうダメかも!?」(不安な感情)







「どうせダメなら、頑張っても仕方ないしなぁ。。」(意欲の低下)



または



「なんで、もっと早くやらなかったんだろう?バカだよなぁ。。」(後悔・自己嫌悪)



などなど、



こんな風にマイナスな感情がそのまま、



マイナスな思考や行動につながってしまうケースです。



では、



感情をコントロールする例は、



「このペースじゃ日本史の受験範囲が終わらない!」(上手くいっていない事実)







「やばい!もうダメかも!?」(不安な感情)







「あっ、今僕は、不安になってる。マイナスな事を考えてる。」(自覚)







「この感情を引きずったまま勉強して、ただでさえ厳しい合格が勝ち取れるのか!?」(自覚)







「本当に間に合わないの?何か方法はない?諦める口実作っているだけじゃない?」(自覚)







「受かりたいなら、受かると信じてやるしかないじゃん!」(前向きな感情を選択)







「せめて、後悔だけはしないようにもっと勉強時間を増やしてやるだけやろう!」(前向きな感情を選択)







「よし!もっともっと頑張るぞ!」(前向きな反応)



という風に、



「本当にそれでいいの?」



「どうすれば上手くいく?」



と自問自答して、



現状を打破する方法を考える自由があるのです。



でも、多くの人はこの自由を行使しません。



どうか、



マイナスな感情が湧いてきたら、



すぐに反応するのではなく、



冷静になって一歩引いて考えて、



プラスな選択肢があることに気付き、



それを選んでください。



これはトレーニングをすればできるようになります。



感情のコントロールは、



受験だけでなく、人間関係や、ビジネスなど、



将来、様々な場所で役に立つでしょう!



みなさんも、トライしてみてください。























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